RISKで集めた募金について |
預ける団体や役場等色々と考え調べたんですが、今すぐ使ってもらえる様に、石巻に直接送る事を決めました。
送金先については賛否両論あるとは思います。
ですが今すぐ使って頂ける所が無い以上、直接送るという判断にしました。
理由をまとめましたのでご覧下さい。
【沢山の被災地の中でなぜ石巻なのか?】
実は石巻という場所はRISKととても関係が深い場所なのです。
まず、石巻には「CREAM UNITED」という会社があります。
代表の方とは15年以上前からのスケートボード仲間で、公私共にお世話になってます。
仕事だけの付き合いでは無く、本当に信頼出来る仲間です。
RISKのプリントは基本的には僕が店舗裏の作業場で刷ってますが、そこでは出来ない特殊なプリント(ラメ、ラバー等)は石巻の工場にお願いして刷ってもらってます。
その他にも刺繍、衣類の裁断〜縫製〜量産、もお願いしてます。
手が空いた時なんかは無償でRISKのステッカーを作って下り、それをお客様にはノベルティーとしてプレゼントさせて頂いてます。
その会社が今回の津波で建物ごと流され、全くの無の状態になりました。
幸いだったのは命が助かった事です。
生存確認が出来たのは地震から2週間経った頃でした。
そしてすぐ「何も無くなっちゃった〜。でも町の復興の為に頑張るよ!」と、明るく力強い電話を頂きました。
この時すでに募金活動はしてましたが、実際どこの預けようか悩んでました。
ちゃんとした団体だと安心だし分かりやすいんですが、どうしても義援金が分配されるまでに日数が掛かってしまうからです。
そんな時やっと繋がった電話越しに「町のため」という言葉を聞いて、やっぱりこの人なら大丈夫!と感じて今回の募金はRISKとも僕個人とも深い縁のある石巻で使ってもらおうと思った次第です。
つい先日またメールが来ました。
そのメールには「まずはプリント屋を今年の8月ぐらいまでには完全復活させます!その時はまた宜しくです。」と書いてありました。
生活自体が大変なはずなのに、その一言には物凄い気合いを感じましたね。
早い復興を願い、皆様の気持ちを石巻へ送ります。
今年はラメBAMBI無理かと思いましたが、もしかしたら秋頃には毎年定番の「ラメBAMBI」が復活するかもです!
今日は今現在の石巻の写真をメールで送ってもらいました。
枚数が多いので厳選しましたが、現地の人が撮った生の現状を見て下さい。